登録不要・相談は公的窓口へご案内します

契約したばかりなら、やめられる制度があります

通信サービスには、契約書面を受け取ってから8日以内なら理由を問わず解除できる制度があります。あまり知られていないため、使われないまま期限が過ぎてしまいがちです。

このページは制度をご紹介するだけのものです。個別のご相談は承っておらず、手続きの代行も行いません。実際に使えるかどうかの判断は、下記の公的窓口または契約先の事業者にご確認ください。

3つの質問で、可能性のある制度を表示します

1契約書面を受け取ってから、どのくらい経ちましたか?

2どのサービスの契約ですか?

3契約したのはどなたですか?

3つすべてに答えると、可能性のある制度が表示されます

2026-09-14 時点の総務省の公開情報にもとづいています。制度の適用可否は個別の事情によって異なります。
総務省「初期契約解除ってなに?」

このページで扱っている制度

上の質問に答えると、当てはまる可能性のあるものが表示されます。 ここでは全体を並べています。 いずれも総務省の公開情報にもとづく説明で、 実際に使えるかどうかの判断は公的窓口または契約先の事業者にご確認ください。

初期契約解除制度

契約書面を受け取ってから8日以内であれば、事業者の同意がなくても一方的に契約を解除できる制度です。理由を説明する必要はありません。契約自体がなかったことになるため、2年縛りなどの違約金も支払う必要がありません。

使うための条件

  • 契約書面を受け取った日から8日以内であること
  • 対象となる電気通信サービスであること

注意

  • 違約金は不要ですが、工事費や事務手数料などの実費は請求されます(下記参照)。
  • 固定回線ですでに工事が終わっている場合、工事費は請求されます。8日以内でも事業者は工事を行えます。

確認措置

NTTドコモ・KDDI・ソフトバンクなど一部の携帯会社は、初期契約解除制度ではなく「確認措置」を適用しています。こちらは無条件ではなく、事業者側に落ち度がある場合に限って解除できる制度です。

使うための条件

  • 「電波状況が不十分」または「説明が不十分」といった、事業者側に責任がある場合
  • 事業者が定めた期間内であること

注意

  • 初期契約解除と違い、8日以内であれば無条件、というわけではありません。
  • 条件を満たす場合は、端末の購入契約もあわせて解除できます。
  • 解約時までのサービス利用料などは支払う必要があります。

未成年者契約の取消し

18歳未満の方が親権者などの同意を得ずに結んだ契約は、原則として取り消すことができます。取消しの意思表示は本人からでも法定代理人からでも可能です。

使うための条件

  • 契約時点で18歳未満であること
  • 親権者などの同意を得ていないこと

注意

  • 2022年4月に成年年齢が18歳に引き下げられたため、18歳・19歳の方はこの取消権を使えません。
  • 年齢を偽って契約した場合(詐術)は取り消せません。
  • 口頭でも有効ですが、後日の証拠のため書面で通知することが勧められています。

判断能力に不安がある方の契約

成年後見・保佐・補助が開始されている場合は、法定代理人などが契約を取り消せることがあります。開始されていない場合でも、契約時に判断能力がなかったと認められれば無効を主張できる可能性はありますが、これは個別の立証が必要で簡単ではありません。

使うための条件

  • 成年後見等の審判を受けているかどうかで、取りうる手段が大きく変わります

注意

  • 後見等が開始されていない場合、認知症であるというだけでは自動的に取り消せるわけではありません。
  • まず8日以内かどうかを確認してください。初期契約解除が使えるなら、そちらのほうが確実です。

8日を過ぎている場合

初期契約解除は使えませんが、別の可能性が残ることがあります。電話勧誘で契約した場合、事業者には契約前に書面を交付し料金や条件を説明する義務があります。この対応に不備があった場合は、状況によって扱いが変わることがあります。

使うための条件

  • 個別の事情によるため、ここでは判断できません

注意

  • 光回線の電話勧誘に関する相談は増えており、2025年度は8,600件、契約当事者の3割が70代以上でした。同じような相談は珍しくありません。
  • 時間が経つほど選択肢は狭まります。早めに公的窓口へ相談してください。

解除しても支払いが必要な費用

初期契約解除では違約金は不要になりますが、次の実費は請求されます。 いずれも総務大臣が上限を定めており、不当に高額を請求されることはありません。

  • 解約時までのサービス利用料(原則、日割の実費相当額)
  • SIMカード発行手数料(MVNOの場合のみ。概ね3,300円前後)
  • 工事費用(固定回線のみ。最も高額なもので27,500円まで。土日祝は別途加算あり)
  • 事務手数料(概ね3,300円前後)
  • 初期契約解除に伴うMNP転出手数料(対面・電話以外の方法なら0円)

2026-09-14 時点の公開情報にもとづきます。 / 総務省の解説ページ